アプリ開発記その1 きっかけ
僕はいま、とある工場で派遣社員として働きながら、MonacaというHTMLやJavaScriptのみでスマホアプリが作れるサイトを利用してアプリ開発をしているのだが、ここではそのきっかけについて記していきたい。
あれは今年の春のことだった。
僕は27歳を手前にして焦りを感じていた。なぜなら僕は高卒で、派遣社員で、職歴も学歴もない、ある意味ぴかぴかの26歳だったからだ。
もちろんもっと以前から定職を見つけなければ、とか、手に職をつけなければ、という思いはあったし、行動をしたこともあったのだが、対人関係に不得手な僕はうまくいかず、挫折し、開き直って「筋トレしてマッチョになって肉体労働で暮らしていこう」とか考えたりしていた。
しかし、27歳を手前にしたとき、そんな安直な考えではこの先やっていけないと気が付いてしまった。やはりあと3年で30歳という事実が僕にとっては重い事実だったのかもしれない。
だからといっていまさら就職なんてできるはずもないし、できたとしてもどうせブラック企業につかまるだけだろうとも思った。
そんなことだったら、自営業のほうがいい、自営業をするなら以前プログラミングの勉強をしたことがあったから、それを生かしてなにかできればいい!
そうしてぼくは、アプリ開発を始めたのだった。
注)このカテゴリはシリーズものになります。